
国産材へのこだわり
   
私たちは、WS工法で施工される工務店、設計士の皆さまには、地域産材の利用してしていただけるようお願いをしています。
WS金具では、米松に代表される輸入材や集成材による施工も当然可能ですが、構造計算をする上で過度の強度がかかる部材以外では、地域産材を利用していただくことを前提としています。集成材だけで建築をするのであれば、スリット型の他社金具などでも十分に施工が可能ですが、無垢の国産材を利用するためには、亀裂や材料強度などさまざまな問題を克服しなければなりません。
そのために、WS金具では、その亀裂を防ぎ、材料強度を生かすために、梁の仕口全体を金具で包み込む構造としています。
日本では、四季を通じて室内環境(温度・湿度)が著しく変化します。またそれは、この山陰と北海道や九州、沖縄の気候を比べてもわかるように、地域によっても大きく異なります。木や草をはじめとする自然素材は、本来、調湿機能を持ち、室内を最適と言われる60〜70%に保ってくれると言われています。私たちは、この機能を最大限に発揮してくれるのが、その地域で育った木であると考えているのです。
また、林業や農業、建築業などの地域産業を活性化することにより、森林を主体とした循環環境をつくり出すことが必要だと考えているからです。
森林は、私たちの生活に大変密接な関係にあり、大気の浄化機能や水源涵養、土砂崩れなどの自然災害に対する公益的機能を有しています。これらの機能を維持していくためには、地域産材の利用を促し、森林資源の管理を行って行く必要があるのです。 |
「間伐材」の利用
山から切れ出される木は、その全てが利用されている訳ではなく。植林から伐採までの30年間に約9割が間伐材として放置される運命にあります。私たちは、この間伐材をもっと有効に利用するために木が腐らない工法を導入し、公共施設の舗道や公園の花壇などに活用を始めています。
|